〜憑神縁日事変〜
作:ヤドカリ様
| 「待ちなさい、あなたたちの悪行見過ごすわけには行きません!!クリスタルの輝きの前に、成敗してくれる!!」 「あれ、お姉ちゃんこんな人呼んだ?」 「いや、呼んだ記憶ないなぁ」 「うーん、退魔師ってかんじじゃないけど、すごくやる気満々さね。どうする?」 「なんか面倒くさそうだしなぁ。あんまり相手したくないなぁ」 「ふっふっふ、都市伝説。終わらない夏祭りの真犯人達め、私のクリスタルパワーの輝きの前にグウの音も出ないようね」 「だってさ」 「うーん、どうしよう。お腹空いたしなー」 「あー、そういえばもうそんな時間か。ご飯?おやつ?」 「おやつー、甘いのがいいなぁ」 「そうか、それじゃ。飴屋憑神!!」 格好良くポーズを決めるディアクリスタルの背後に飴屋憑神が現れた。 そして。 「は、背後をとられた!?」 驚くディアクリスタルを水飴でさっとコーティングしてしまう。 そのまま喋れなくなった彼女をねりねりと練りあげて、クリスタル色の飴玉をたくさん作り上げてしまった。 「ドウゾ」 差し出された飴玉を、彼女たちは頬張って。 「うーん、おいしい。なんか希望が湧いてくる感じ」 その美味しさに頬をほころばせるのだった。 |